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日本列島を弱く貧しく (隠居爺の世迷言) - 七転八起 Shichitenhakki

2026/11/05 (Thu) 14:28:33

https://ameblo.jp/fuchi-902/entry-12983593321.html





以下に自民党(右翼)が泣いて喜ぶスローガンを掲げてみました。

・欲しがりません勝つまでは
・贅沢は敵だ
・黙って働き 笑って納税
・捨てるな廃品 用途は無限
・科学の誇り 代用品
・口と財布は しつかり締めよ
・パーマネントはやめませう
・節約は 一番しやすい 御奉公
・笑顔で耐えよ 長期戦
・働いて 耐えて笑って 御奉公
・飾らぬわたし 飲まないあなた
・まだまだ足りない 辛抱努力
・国が第一 私は第二
・心のこりなし 万歳で散る覚悟
・決戦に 活かせ我家の 鉄と銅
・戦車 飛行機 弾丸 貯蓄
・進め一億火の玉だ
・やさしい配給 つましい消費
・代用品 今は立派な 常用品
・ドンドン撃つには グングン貯蓄
・嬉しいな 僕の貯金が弾になる
・分ける配給 不平を言ふな
・玉砕の 勇士に恥ぢよ 闇行為
・国債買つて弾丸送れ
・もう一段 暮しを下げて もう一艦

 少し数が多くなってしまいましたが、一つ一つをゆっくり読んでいくと、「これでは戦争に勝てない」「このスローガンそのものが日本の敗戦を予告している」と感じられます。あ、このスローガンは1945年の敗戦前(昭和20年以前)に日本で募集され公表されたものです。

 それにしても、右翼は頭が悪いですねえ。右翼というのはもちろん、現在の自民党政権やその取り巻きのことを指しています。まるで戦時中から一歩も進歩していないかのようです。高市早苗をはじめいかにも頭が悪いというか、そもそも考えようとしませんからね。

 どこが間違っているのでしょうか。おそらく1番の問題は「我慢・辛抱していればいずれ勝機がやってくる」という考え方を基本としているところでしょうか。世の中そんな甘いもの、あるいは単純なものではありません。

 2002年5月7日、当時の小泉純一郎総理は所信表明演説で「米百俵」について触れました。「明治初期、きびしい窮乏の中にあった長岡藩に救援のための米百俵が届けられました。当座をしのぐ為に使ったのでは数日でなくなってしまいます。しかし、当時の指導者は、百俵を将来の千俵、万俵として生かすため、明日の人づくりのための学校設立資金に使いました。その結果、設立された国漢学校は、後に多くの人材を育て上げることとなったのです。今の痛みに耐えて、明日を良くしようという「米百俵の精神」こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないでしょうか。」

 まるで修身の教科書に載っているような美談ですから説得力はあったように思います。しかし、現実はどうだったでしょうか。小泉純一郎の頃から「失われた30年」が現在もなお継続中です。間違いなのですよ、我慢していればいずれ日が差してくるとの考え方は。小泉純一郎に会う人がいるのなら聞いてみてください。「あの米百俵はどこに消えたのか」と。ついでに「もうそろそろ返してくれないか」と。

 最初に揚げたスローガンを読むとお分かりになると思いますが、太平洋戦争(大東亜戦争)における洗脳には強烈なものがありました。一言で言えば「耐えよ、忍べよ、従順であれ」ということでしょうね。

 愚かで民度の低い日本人は、政府に言われるがままにそれを信じ込んでしまったようです。いまだに洗脳状態を脱することができません。確かに大抵のことは「耐えよ、忍べよ、従順であれ」で切り抜けられるのですが、こと経済に関してはそれが全く通用しません。「耐えよ、忍べよ、従順であれ」では経済が活性化しないというか、むしろ衰退していきます。

 あ、医療もそうでしたね。新型コロナ用ワクチンを次々と打って、たくさんの人が亡くなり、生活を縛られ、実質様々な自由を奪われて、結局何がどうなったのでしょうか。プラスになったことは何もありませんでした。

 さて、なぜ私がこのようなことを書いているかといえば、日本の消費支出が減っているからです。8月の家計統計では、実質消費支出が前年同月比3.1%減となり、マイナスは9か月連続だそうです。
(「家計の消費支出、9カ月連続減 8月、3.1%マイナス」2026.10.9共同通信)
https://www.47news.jp/15057311.html

 ごく簡単にいうと、日本の国民がものを買わなくなったということです。私は日本で暮らしている金持ちではない日本人ですから、今の日本人がものを買わなくなった理由・気持ちがとってもよく分かります。消費マインドが冷え込んでいる、いやもう冷凍状態にあるといってもいいかもしれません。

 その理由は、日本政府が戦争を始めそうな方向性を見せているからです。中国とロシアに喧嘩を売り、防衛予算をかつてないほど大幅に増額し、憲法改正まで狙っているといいます。高市早苗は2022年にテレビ番組で、「申し訳ないですけど最後まで戦っていただく」と言った人です。それ以前の2000年には、平和憲法と呼ばれる日本国憲法の前文に対して「非常におめでたい一文」と評した人です。危ないですね、危険ですね。

 さらには、円安が続き、加えてアメリカのせいで中東情勢が不安定であるために、物価が上がり続けています。さらにさらに、年金額が減らされるのではないかという噂まで飛び交っています。

 そのような状況下にあっては、よほどの金持ちでない限り、国民が財布の紐を締めようとするのはとっても自然な対応です。まあ、世界一高級取りの日本の政治家には理解できないでしょうが。

 太平洋戦争(大東亜戦争)中に大変強力な洗脳を受けたことも手伝って、不安が高くなるととにかく節約、貯蓄、我慢の方向へ向かおうとするのが日本人です。その結果が大変素直に消費支出の減少として表れていますね。

 そのような折、細野豪志防災担当大臣が「最低3日、できれば1週間分の水や食料、携帯トイレの備蓄」を国民に向かって要請したそうです。疑い深い私は、あまりの消費の冷え込みに、とにかく何でもいいから国民に物を買わせたいのではないかと勘ぐりました。高市早苗の考えそうな"姑息"な方法ですから。

 それはともかく、高市早苗は日本を軍国主義化したがっているばかりではなく、経済面でも潰そうとしているとしか考えられません。そうですねえ、かつて日本が一番景気の良かった頃のことを思い出してみてください。

 1970年代、1980年代の頃のことです。何がありましたか? そうです、中国との関係正常化です。1972年田中角栄が中国を訪問したのを皮切りにして、日中関係の正常化が模索され、1978年には"日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約"(日中平和友好条約)が正式に締結されました。

 この頃は、日本人でも中国を嫌う人は圧倒的に少数派でした。アジアの主要国として、お互い協力しながら発展を支え合おうという協調ムードにあふれていました。面白いもので、隣にある大国と争わずにやっていけそうだという見通しが立つと人は安心するようです。現在の日本政府のように、中国に喧嘩を売っているようだと、何となく不安で夜もおちおち眠っていられないような気持ちになりますよね。

 もちろん、それは経済に反映されます。中国やロシアという隣国、しかも日本以上の大国に対して喧嘩を売るような状況は、気持ちが萎縮します。何に限らずのびのびと活動するような雰囲気がなくなります。

 中国との平和友好条約を締結するような関係ができるときには、国民全体に元気が出てきます。それが経済活動をより積極的で発展性のあるものへと導きます。もちろん外交上の不安がなくなることで消費も活発になります。

 単に気持ちの問題ばかりではありません。中国は日本の1番の貿易相手国です。ビジネスチャンスはいくらでも転がっています。それを現在の日本政府はむざむざ捨てていることになります。常識では考えられないことです。

 もちろんロシアも同じです。ロシアは石油も天然ガスも産出する国です。わざわざ中東まで行かずとも、日本の隣の国がいくらでもエネルギー資源を持っているのですよ。もちろん海産物が豊富なこともよくお分かりになっていますよね。

 その両国に喧嘩を売ってどうしようというのでしょうか。中国やロシアが日本に戦争を仕掛けてきたのですか? 馬鹿馬鹿しい。少しは国益を考えてはいかがでしょうか。中国とロシアに隣接しているという最高の条件を生かさないでどうするのでしょう。日本は実に恵まれているのですよ。知能が低くて理解できないようですね。

 冒頭に掲げた戦時中のスローガンの世界に、また戻りたいのですかね、日本人は。まあ、右翼(自民党)はそうなのでしょう。敗戦前の日本は良かったなどと妄言を吐くような人もいるようですから。



 念のため書き加えておきますが、経済と軍事は別のものだと考えている人がいます。しかしそれは間違いです。経済の方が大切なのです。強い経済を幹として、そのの枝葉として生じるのが軍事力です。経済的に衰退してきたアメリカは、それゆえ軍事力も衰えてきました。ソ連が崩壊したのも軍事力の問題ではありませんでした。経済が持たなくなったための自滅です。その理解が大切ですね。軍事力の強化は経済の弱い国にとって意味がありません。



P.S. 横浜にいる孫の顔を見てきます。1週間ほどブログを休みますのでよろしくお願いいたします。


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