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自民党はいつの間にか宗教政党=政教分離違反政党(本澤二郎 のブログ) - 七転八起 Shichitenhakki

2026/11/01 (Sun) 16:15:59

http://honzawajiro.cocolog-nifty.com/blog/2026/10/post-7aa26a.html





本澤二郎の「日本の風景」(6051A)


<不気味な日本会議の正体分析=顕正会総会特集(上)>

元首相の竹下登の好きな言葉に「司(つかさ)司に任せるのが最善」といって、自らの独断と偏見で物事を進める****的手法を封じ込めていた。そこでサナエ内閣だが、実態は正体不明な不気味な団体である、極右の日本会議という神道の教団が実質、主導している。民主的な国民政党ではない。自民党は神道政治連盟という神道政治組織の軍門にくだり、従来の派閥は名存実亡の状況に。清和会一強体制の下で、森の「神の国」後継者の小泉純一郎、安倍晋三へと継承され、背後をギャンブル財団の笹川家とCIAの日本本部の正力松太郎、渡辺恒雄の読売が固めた神道政党に変身。
よって、ここは宗教指導者の顕正会代表に、正確で的を突いた分析を紹介したい。同会の事情に詳しい知り合いが、会長講演の要旨をメール送信してくれた。知られざる不気味な日本会議の一角を見事あばいた。小見出しは筆者の責任でつけた。


<日本会議国会議員懇設立30年記念集会=「改憲実現」にZ旗>

いま高市政権並びに日本会議界隈の輩は、改憲に向けてなりふり構わず躍起になっております。


<異様な改憲式典の開会の辞は神社本庁総長、挨拶は日本会議会長と日本会議議連会長>

先般の総幹部会でも少し触れましたが、去る9月24日、日本会議が主催する『国民運動50年・日本会議国会議員懇談会設立30年記念の集い』なる会合が開催されました。『実現しよう憲法改正』とのスローガンが掲げられたこの式典代表では、参加者は2000名、国会議員だけで約120名が駆けつけたとされ、神職である神社本庁総長・田中恆清が開会の辞を述べ、日本会議会長の谷口智彦、日本会議議連会長の古屋圭司等が挨拶をした。さらに高市首相も祝辞を寄せ、参院予算委員長の有村治子がこれを代読しました。有村治子は、神社本庁の政治団体である神道政治連盟と深い結びつきを持ち、神道政治連盟議連の副幹事長並びに日本会議議連政策審議副会長を務めている。高市はこの祝辞において『憲法は本来定期的な更新が図られるべき。自民党は全国各地で国民の皆様への丁寧な説明を行うとともに、国会においては決断のための議論を進める』と改憲への強い意欲を示したといいます。最後には、神職で神道政治連盟会長の打田文博の音頭で参加者による『天皇陛下万歳』が行われました。


<自民党はいつの間にか宗教政党=政教分離違反政党>

ここで注目すべきは、この式典が単なる日本会議設立30周年の祝賀会ではないということです。式典の名称に敢えて『国民運動50年』という言葉が冠されていることからも分かるように、1974年、昭和49年に結成された日本会議の前身の『日本を守る会』が展開した国民運動を重要な出発点と位置付けて強調していることです。今から50年前の原点とは何か。その背景にあるのが****国家護持法案が国会で5回にわたり廃案となったことであります。****の国家護持を阻んだ最大の壁は、現行憲法が定める政教分離の原則でありました。国家と****の関係を変えるには、国民に働きかけ、政治家を動かし、さらには憲法を改正しなければならない。このような問題意識が神社本庁や生長の家などの保守系宗教団体で構成された『日本を守る会』による国民運動の拡大を促したといえます。もっとも、日本を守る会は靖国問題だけを目的として結成された組織ではなく、天皇在位記念行事や元号法制化などにも取り組んできましたが、その運動には戦後の国家と宗教の関係を見直そうとする思想的潮流が認められます。この日本を守る会の運動に思想的な影響を与えた人物の1人が生長の家の教祖・谷口雅春であります。谷口雅春は事実上GHQが制定した日本国憲法を強く批判し、明治憲法の復元を主張した人物であります。その思想には、神格化した天皇を国家の中心に据え、天皇と国家を宗教的に一体のものとして捉える国家神道的な国体観が明確に存在しております。谷口雅春の教えに強く影響を受けた椛島有三は、後の日本会議の事務総長としてこの思想を全国的な組織運動へと具体化していきました。伊藤哲夫は、日本会議の常任理事、政策委員として政策研究や啓発活動を通じて改憲の理論的枠組みを構築し、谷口雅春の国体観を憲法改正という政治的手段で実現するための道筋を示してきました。そして1984年に結成された『日本を守る国民会議』と合流して1997年に『日本会議』が結成されたのであります。


<生長の家教祖・谷口雅春の屁理屈を改憲で実現?=対抗した福田康夫>

この思想的系譜を見れば、日本会議の中枢メンバーが、谷口雅春の思想を憲法改正を通じて実現しようとしていることは疑いなきところであります。では、彼らがどのようして国家神道的な国体回帰を実現しようと運動を展開してきたのか。****国家護持法案が廃案となり国家護持の実現が困難になると、神社本庁や日本遺族会等は、首相や閣僚による靖国公式参拝を定着させ、さらには天皇陛下の参拝を実現することによって、****を事実上の国家的な追悼施設として位置づける方向へと運動の重点を移していったのであります。


<特定宗教法人(****)の国家護持が目的>

日本会議と英霊にこたえる会、この英霊にこたえる会の前身の名前は『****国家護持貫徹国民協議会』といいます。この日本会議と英霊にこたえる会が、毎年終戦記念日の8月15日、****で『戦没者追悼中央国民集会』を共同開催し、公式参拝を定着させる運動を続けていることがその詳細であります。かくして、公式参拝の積み重ねによって社会的合意を作り、最終的に憲法上の政教分離を緩和して****の国家護持を実現せんとするのが彼らの狙いに他ならない。


事実、神社本庁の政治団体である神道政治連盟はその目的の1つに『****に祀られる英霊に対する国家儀礼の確立』を掲げております。国家が特定の神社で公式の儀礼を行う形にすれば、それは戦前の国家神道体制の回帰に繋がりうるのであります。そもそも、****は単に戦没者を悼む慰霊施設ではなく、天皇のため・国家のために命を捧げた人々を神として祀り、それを顕彰するために(功績を称えるため)明治時代に創建され、陸軍省・海軍省が管轄した軍事的な宗教施設で、当時、軍国主義を支える精神的な柱の役割を担っていたのであります。明治憲法下の国家神道態勢の時は、この****で戦没者顕彰を国家儀礼として行っておりました。


<81年前の戦後民主主義体制を覆す日本会議と神社本庁の大野望に突進するサナエ党>

しかし、戦後GHQは国家神道を解体し、現人神であった天皇にも人間宣言の詔書を発布させた。そして日本国憲法の厳格な政教分離の原則によって国家と神道は切り離されたのであります。この戦後体制を覆し、明治憲法下の価値観、国家間と親和性が高い体制へと回帰せんとしているのが日本会議・神社本庁なのであります。


2026年11月1日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


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