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初の「皇居内カフェ」が3日オープン 東御苑「大手休憩所」で猿田彦珈琲が運営、ここ(東京 - 七転八起 Shichitenhakki

2026/11/01 (Sun) 11:30:51

初の「皇居内カフェ」が3日オープン 東御苑「大手休憩所」で猿田彦珈琲が運営、ここでしか飲めない1杯も:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/525304





 皇居の付属庭園「皇居・東御苑」(東京都千代田区)に3日にオープンするカフェ併設の「大手休憩所」は、運営に必要な電力を全て太陽光発電で賄う、宮内庁で初めての施設となる。皇居内で初のカフェとして話題を集めるが、環境面への配慮にも関心が高まる。同じ日に近くに全面開館する博物館「皇居三の丸尚蔵館」と併せ、都心の新たなにぎわいの場となりそうだ。(井上靖史)

◆必要な電気は「自家発電」でカバー

 「施設運営に必要な電力は、出力400キロワットの太陽光パネルで賄う。脱炭素の取り組みを推進する」。10月28日の内覧会で、大手休憩所について宮内庁の担当者がそう紹介した。

 担当者は「皇居は周囲に遮る建物が少なく、光が入りやすい。休憩所は平たい設計でパネルも多数置ける。平屋なので消費量も少なめ」と好条件に触れ、今後、建物のエネルギー消費量が「実質ゼロ」であることを示す「ZEB認証」取得を目指すとした。環境省地球温暖化対策課の担当者は取材に、同認証の取得は「国施設ではまだ珍しく貴重」と話した。

◆屋上にはオープンテラス設置

 休憩所はオフィス街の大手町に近い大手門近くにある。木造平屋計2800平方メートルで、全体の材質は耐久性に優れた木材「直交集成板(CLT)」を採用。皇居の自然を楽しみながらくつろげるよう、屋上にオープンテラスを設けた。

 東御苑は一般公開されていて無料で入園できる。来園者は年間200万人超で、6割は外国人とみられる。休憩所では栃木・日光や広島・厳島神社など7カ所の日本の風景を、高さ5メートルのディスプレーで英語も交えて紹介。四季に合わせて展示替えするほか、皇室の活動も3メートル四方の大画面で周知する。

◆限定の「皇居東御苑ブレンド」

 国際観光旅客税を財源に整備し、総工費は75億円。運営は民間の事業体が担い、テナント家賃は宮内庁が徴収する。売店では来園の記念になる雑貨や和菓子など土産物を販売。56席あるカフェは公募で選ばれたコーヒー店「猿田彦珈琲(コーヒー)」が、「皇居東御苑ブレンド」などの限定メニューも提供する。

 貴重な美術品を紹介する三の丸尚蔵館は、上皇さまと母の香淳皇后が皇室に受け継がれてきた芸術品を国に寄贈されたことを受け、それらの保存・研究と公開のために1993年に開館した「宮内庁三の丸尚蔵館」が前身。

 2023年に管理や運営を宮内庁から国立文化財機構へ移管し、「皇居三の丸尚蔵館」として一部が開館した。
 11月3日からは全面開館を記念し、特別展「皇室の至宝―美いづるところ」が始まる。


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