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笹川ギャンブル財団に屈せず日中友好に徹した福田康夫元総理死去(本澤二郎 のブログ) - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/27 (Tue) 15:25:18

http://honzawajiro.cocolog-nifty.com/blog/2026/10/post-c273bd.html





本澤二郎の「日本の風景」(6047)


<笹川ギャンブル財団に屈せず日中友好に徹した福田康夫元総理死去>

薄汚れたギャンブル資金に手を出した岸信介・安倍家と手を切った福田赳夫。彼は政権を担当するや、園田直を外相に起用し、田中・大平の支援で日中平和条約を成立させた。その息子のぶれない日中友好派・康夫元総理の悲報が10月26日、永田町に伝えられると、サナエ首相は形だけの談話を発表し、福田の弔問を避けた。世間では、安倍家と福田家の関係を誤解しているが、筆者は両家の複雑な確執を知る人物から、その内情を以前から知らされていた。


この機会に日中友好に尽くした康夫・福田家に深く敬意を表したい。戦争犯罪が付きまとう岸に徹底して抵抗した宇都宮徳馬は、平和条約を実現した福田赳夫の全方位外交を賞賛していた。わが福田赳夫側近は、目の前で安倍晋太郎を叱責する様子を数回目撃していた。同じく塩川正十郎は「安倍はうちの人間ではない」と公言していたほどだ。


<傍流・安倍家を切り捨てた福田家の確執と中道を捨てた公明党>

事情通は笹川ギャンブル財団が毎年、別荘の山梨のゴルフ場で、現元首相経験者を指名してゴルフコンペと、その後に別荘での大宴会写真が、YOUTUBE動画に流布したことを記憶している。筆者も偶然見て驚いた。笹川ギャンブル財団のボスの前に勢ぞろいした面々は、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三・麻生太郎そして宏池会の岸田文雄までが。一見して彼らは薄汚いギャンブル利権資金を懐に入れている、まぎれもない証拠とそこに笹川良一の倅の姿が中央に映っていた。「わが世の天下」をギャンブル財団が、内外に誇示したものだ。近代民主主義崩壊の恥ずべき現場証拠写真である。
岸田文雄は、宏池会を捨てたまぎれもない証拠だ。福田康夫はこの薄汚い会合に参加しなかった。その見識を評価したい。おそらくは日本会議にも。


もう一つ指摘したい点は、笹川のギャンブル財団を管轄する運輸省、現在の国交省に公明党議員が国交相として君臨していたという事実である。その中に公明党代表経験者の太田昭宏がいた。太田と安倍の蜜月のもとで一連の戦争法制が実現した。黒幕はナベツネと断罪したい。同時に信濃町界隈からやくざ暴力団の街宣車の大騒音が消えた!
集団的自衛権の行使は、9条憲法に真っ向から違反している。
公明党創価学会こそが自民党極右化の震源地といえるだろう。その先に現在の不気味極まりない日本会議「神の国」という戦前回帰(国家神道復活)にかける、外交も財政も理解できないサナエ内閣が存在している。夜1時間、朝1時間の入浴で、さながら中世の王妃まる出しの、仕事をしないサナエを首相にまつり上げた自民党は、まさしく原始宗教の神道の祭政一致政党だ。これぞ新聞テレビがまったく報道しない、危険すぎる真実の日本が存在するのである。
近代の民主主義国家とは無縁であろう。早期退陣を繰り返し叫ぶ理由である。


<A級戦犯の岸信介台湾派を離脱、全方位外交=中国と平和友好条約締結>

福田赳夫は政権を担当すると、全方位外交を展開して中国との平和友好条約を締結する。台湾に拘泥し、国際社会と離反する岸との決別である。幹事長に大平を起用し、目白の角栄もエンジンをかけた。当時、角栄側近の愛野與一郎は政務次官として、目白と園田との連携に汗をかいていた。
当初は北京は「岸の傀儡政権が平和条約?ありえない」と信じなかった。大平は当時奈良市長の鍵田忠三郎を密使として北京に派遣、周恩来総理の側近・廖承志と大げんか、最後は「あなたは大平を信用出来ないのか」と談判して、決着をつけた。奈良市と西安市(唐の都・長安)の友好都市は、大平と周恩来が仲人して結ばれた。それを破壊したサナエに奈良市民は?福田父子の恩義をかなぐり捨てたサナエに対して、清和会内部に太い亀裂が走っている今なのだ。


韓国は漢字を捨てたが、日本は漢字の世界で生きている。体制の有無は、国民・人民が決めることだ。
外部からとやかく言うべきことではない。内政干渉はしてはならない。国際的ルールである。
いわんや緊張をつくりだして、武器弾薬国家の戦前回帰に悪用するすることなど論外である。タコイチの暴走は、自滅する日本である。


そのサナエ本人は「個人的には、元旦に皇居に上がった後、福田康夫先生と令夫人が、夫と私に鉄板焼きをご馳走して下さり、緊張しながらも楽しい時間を過ごした事を思い出しています」などとうそぶく。なぜ弔問しようとしないのか。彼女の裏切り人生を垣間見てしまった。


<「内政干渉外交やめよ」「無宗教の慰霊碑を建てよ」が遺言か>

ネットには「北朝鮮拉致被害者の一次帰国期間終了後の対応に「約束通り北朝鮮に返すべきだ!」と強く主張した福田元総理が亡くなりましたか。亡くなる前も、あなたのことを批判されていましたね。ご存知でしょう」(@matsubarakoji松原耕二)

さらに「8月22日話の内容もさることながら、90歳を超え決して体調も万全でない中で、それでも今の政治、古巣の自民党に言い残しておきたいという強烈な思い。60分間、向き合ってそのことに最も心が動かされました。内政も外交も目の前のことだけでなく長いスパンでものを考える。福田さんのような人が自民党の保守」だとも。正論である。サナエは岸一族の世界でしか、ものが見えない欠格人間。そんな人物を選択した最後のフィクサーの仲間が必死で援護している言論界!


筆者は福田赳夫が健在なころ、いつもソバについていた郁夫を思い出す。福田は政治家の世襲を嫌っていたらしい。次男を旅館に婿に出し、彼を後継者に考えていた。
郁夫は物静かな感じで父親に秘書として仕えていたが、早く亡くなった。康夫は民間企業で働いていた関係で、清和会の堅苦しい世界になじめなかった。その分、世間の常識に長けていた。小泉内閣で官房長官をすると、日米外交を知る宮澤喜一の門をたたいた。派閥は異なるが、宮澤を閣内にいれる福田家とは、特別な関係にあった。日本きっての国際外交通・宮澤の護憲リベラルは、民間人共通の思いだ。


戦没者を特定の教団で、こともあろうに戦争勢力の神道施設(靖国)に任せることに、歴史を知る人間であれば誰もが違和感をもつ。彼は無宗教の戦没者慰霊碑建立プロジェクトを立ち上げた。その責任者に、欧米派議員の上川陽子(後に外相)を起用して、無宗教の慰霊碑建設を具体化させようと検討を始めた。そのことを宏池会のパーティー会場で、偶然出会った彼女から聞いて、内心おどろいた。康夫の宮澤譲りの外交見識に上川も同調し、本格的に推進中という。この組み合わせは、おそらく宮澤のアドバイスにちがいなかった。
なんとしても無宗教施設建立は、日本が国際的に評価される一里塚なのだ。
宮澤ー福田康夫の遺言に、議会は行動を起こす時である。
平和軍縮こそが日本の選択なのだ。


2026年10月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


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