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想定通りに終戦の横浜市長選 (植草一秀の『知られざる真実』) - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/20 (Tue) 15:28:58

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2026/10/post-2e59b6.html





10月18日に横浜市長選が実施された。

開票の結果、自民県連・維新の会県総支部・国民民主県連が推薦、公明市議団が支持した弁護士の原沢敦美氏が当選した。

本ブログ、メルマガでは10月4日に下記記事を配信した。

「パワハラ市長続投を認めない」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2026/10/post-47f6b0.html

「年内に護憲リベラル****樹立」
https://foomii.com/00050

次のように記述した。

「山中氏は横浜市経済界の重鎮で「ハマのドン」として知られる藤木幸夫氏らがバックアップするが、政党の支援を得られず、パワハラの責任を取っての辞任であるため、返り咲き当選を果たすハードルは高い。

自維与党とゆ党の国民は女性候補で弁護士の原沢氏を推薦。

必勝を狙う。」

「現状にくさびを打ち込むには「真の野党」勢力が連帯して共闘することが必要。

しかし、この陣営から3人が立候補した。

立民前衆院議員の中谷一馬氏
共産党新人の浅賀由香氏
無所属新人で平和と民主主義をともにつくる会・かながわ代表の藤川祥(さち)子氏

が立候補した。

退潮傾向を強めている護憲・リベラル勢力が3人も候補者を擁立すれば勝てる選挙も勝てなくなる。

自維与党は原沢氏を擁立したが、与党の一部が推す山中前市長、参政が推薦する福山氏が出馬するから、与党支持層の票が原沢氏に集中するわけではない。」

横浜市長選挙の開票結果は以下の通り。

当選 原沢あつみ 552,207票 39.5%
2  福山あつし 230,418票 16.5%
3  山中竹春 199,746票 14.3%
4  中谷一馬 179,739票 12・9%
5  藤川さちこ  97,819票  7.0%
6  あさか由香  89,052票  6.4%
7  山本理顕  49,377票  3.5%

中谷氏、藤川氏、あさか氏の3人の候補者の得票数合計は

366,610票

これでも、原沢氏の55.2万票には届かないが、この3名の候補者に投票した有権者が1名の候補者に投票していれば、十分に

本命VS対抗

の有力候補に浮上しただろう。

与党候補に勝利する可能性がある野党統一候補が出馬すれば投票率が上昇し、野党候補に勝機が生まれる。

それぞれの候補にそれぞれの思いがあり、強い決意で出馬に踏み切ったのだとすれば、それぞれの出馬について批判はできないが、首長選ではただ一人の当選者が生まれることに留意する必要がある。

10月4日記事にこう書いた。

「(敵陣営の)間隙を縫って選挙に勝利するには連帯と共闘が必要不可欠。

しかし、連帯と共闘は成り立たなかった。

このことは高市内閣与党陣営の候補者を勝利させる大きな要因になる。

与党とゆ党ではない「たしかな野党」陣営の結集が喫緊の課題だ。」

現政権陣営と対峙する勢力がバラバラに候補を擁立すれば敵陣営の思うつぼ。

今回、原沢氏の陣営は自民、維新、国民が推薦、公明が支持だったから基礎票が大きかった。

しかし、参政と前職市長が出馬したため、刷新勢力側に勝機が皆無だったわけではない。

現在の日本政治の基本構図を変えてゆくとの視点から、現在の政治権力に対峙する市民と政治勢力は、改めて結集の方策を検討する必要がある。

本年2月の総選挙に際して「中道」なる新勢力がにわか仕立てで創設されて玉砕した。

「中道」は日本人の感性をくすぐる部分があるが、実態は現存の政治権力への「迎合」に過ぎない。

米国は日本の政治勢力を現在の与党勢力と、これと類似する第二与党勢力の二勢力に独占させることを狙っている。

その流れで「中道」なるものが創作されたと考えるべきだ。

求められているのは「刷新勢力」である。

真の野党勢力の結集が必要不可欠だ。





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