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トランプ氏は負けても認めない? 投票所への州兵派遣をチラつかせ…頭をよぎる議会襲撃(東京 - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/17 (Sat) 11:22:23

トランプ氏は負けても認めない? 投票所への州兵派遣をチラつかせ…頭をよぎる議会襲撃:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/522062



米ワシントンで、トランプ政権による投票所の監視に抗議する移民支援団体「We Are CASA」のメンバー=9月15日
https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=522062&pid=2798936







 米国のトランプ大統領が、11月3日の中間選挙でライバルの民主党が不法移民を使って不正投票を行うなどと一方的に主張し、投票所の監視を強化する構えを見せている。

 移民・税関捜査局(ICE)や州兵を派遣する可能性を示唆し、リベラル派や移民は「威圧行為」と反発を強める。与党共和党が敗れた場合、トランプ氏が結果を受け入れない事態を懸念する人も多い。(ワシントン・鈴木龍司、写真も)

◆トランプ氏「民主党は不正をする。投票所を監視して」

 移民支援団体「We Are CASA」が9月に連邦議会議事堂前で開いた集会には100人近くが集まり、政権に対して「選挙に手を出すな!」と抗議の声を上げた。

 パナマ出身の団体幹部、リディア・ウォルター・ロドリゲスさんは、ICEなどの動員が市民権を持つ移民にも不安を与えると指摘し、「われわれが恐怖に支配され、投票をためらうことを狙っている」と批判した。

 トランプ氏は、過去の大統領選で民主党が不法移民による投票を助長したと決め付け、有権者登録や郵便投票の手続きを厳格化する大統領令に相次いで署名。司法省が州の有権者登録情報を移民関連のデータベースと照合する仕組みの導入も目指した。

 だが、データ更新時期のずれや入力ミスにより、正当に市民権を得た人まで「投票資格なし」と判定される懸念が表面化し、連邦地裁は違法と判断した。

 それでも、トランプ氏は「公平な選挙を確保するために必要なことは何でもする」と強硬姿勢を崩さず、投票所へのICEや州兵の派遣に含みを持たせる。支持者の集会で「相手側(民主党)は不正をする。皆さんに投票所を監視してほしい」と促している。

◆投函箱の脇に、武装した州兵が…

 中間選挙の期日前投票が各地で始まる中、ワシントンでは郵便投票の投函(とうかん)箱の脇に武装した州兵が立つ姿が確認され、選挙管理当局が自制を求めた。

 各州の予備選でICEの動員事例が報告されており、本選でも同様の措置が取られるとの見方が強い。選挙の権利保護団体は投票所の付近に相談窓口を紹介する看板を掲示するなど、対応に追われている。

 南部バージニア州で期日前投票を済ませたエレノア・シュナイドマンさん(32)は投票所の監視を「腹立たしく、恐ろしいこと」と批判。「共和党が敗れてもトランプ氏は絶対に認めないだろう。その結果、暴力事件が再発する可能性もある」と不安を漏らした。

 トランプ氏は2020年大統領選の敗北を「不正があった」と認めず、2021年1月に支持者が議会襲撃事件を引き起こした。

 事前の情勢調査で共和党の苦戦が指摘される今回の中間選挙。トランプ氏は10日、記者団から選挙結果を受け入れるかと問われ「もちろんだ」と答える一方、「不正行為は絶対に許さない」とも強調した。

 ◇ 

 調査会社ギャラップが7月末に発表した世論調査では、投票所付近での有権者への威嚇行為を不安視する人が5割を超えた。政治指導者が選挙管理当局に圧力をかけて選挙結果の変更を迫ることを懸念する人は67%に達した。


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