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北京の車事情は世界一か / 騒音排ガス激減の電気自動車の世界 (jlj0011のblog) - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/16 (Fri) 15:29:40

https://jlj0011.livedoor.blog/archives/47924126.html





本澤二郎の「日本の風景」(6036)


<北京の車事情は世界一か>

中国は鄧小平の改革開放政策で経済成長を実現、世界をあっと言わせた。背景には、72年の日中国交回復時、中国は日本に対して戦争犯罪にからむ想定もできない損害賠償を放棄してくれた。この大英断で実現したものだ。北京の驚愕すべき配慮で、日中和解は田中首相ー大平外相の下で、わずか3か月足らずの交渉で決着をつけた。大平は首相になると、こうした恩義にODA(政府開発援助)で対応した。このODAが中国のインフラを構築し、爆発的な経済成長を実現する。鄧小平と大平正芳、その前の田中角栄と毛沢東・周恩来の決断にもよる。この史実を両国民は忘却すべきではない。

だが、成功と失敗は隣同士だ。その後の中国は不動産経済に埋没して、いま深刻な経済状態にある。再び改革開放へと突き進むしかない。あと5年もすれば、世界をリードする経済を手にするだろう。その時、アメリカはドル体制の崩壊で、深刻な事態に追い込まれているかもしれない。政治も経済も一寸先は闇である。

北京の車事情についていうと、以前の中国の車社会による人の健康被害と環境破壊は、最悪の状態だった。特に車による排気ガスと大騒音は深刻で、北京人の大半が呼吸器の健康被害者だと、誰にも印象付けていた。筆者の初訪中は79年12月、大平首相の中国訪問に特派員として同行した時だ。その時は?
農民の野菜を積んだトラクターの音で、目を覚ました。当時の首都の車は数えるほど少なかった。産経の吉田興亜記者と二人で万里の長城見学に出かけた。車は大使館が使用している中国製の「紅旗」だった。真冬の長城は寒い。震えながら見学したのだが、観光客はいない。誰でも見学することが出来た。往復の狭い道路の対向車?のエンジンは、農民の馬だった。


<騒音排ガス激減の電気自動車の世界>

今どうだろうか。
1000人ほどが住んでいるというワンルームマンション内の車は、大型の電気自動車ばかり。メーカーはドイツ車と国産車が圧倒している。ベンツ・BMW・フォルクスワーゲンなどの高級車ばかりだ。
最近、頭角を現わしたのが、イーロンマスクのテスラだ。その次あたりに日本車のトヨタ・ニッサン、韓国の現代自動車。むろん、中国の大型国産電気自動車が一番だ。外国車のモノ真似から自国車への流れは、日本のお家芸だったが、今は中国に取って代わられた。

騒音と排気ガスのない社会は、日本にはない。日本車の時代は終わったのかもしれない。
近くに地下鉄の駅がある。その前にニッサンの工場があったが、いま3分割され、真ん中にテスラ、左右は国産車。修理工場のない車は誰も買わない。日本車はサナエ効果も大きい。
1972年の北京は、誰もが「こんにちは」とあいさつした。その素晴らしい友好の絆を、岸らA級戦犯の清和会が、中国にけんかを売ってぶち壊した。自民党は国家神道かぶれの神道党に変質してしまったのだ。****運動に特化している!サナエ内閣である。

電動車は二輪車の世界で国産車が優先している。人々は電気製品から料理まで何から何までスマホで注文し、スマホで支払う。特にマンション住民は、食事など配送車を利用する。そのためのバイクというバイクが電動車。ガソリン車のように音を出さないし、いやな臭いも。驚くべきことは、配達人は相手が留守だろうが、お構いなくドアの前に置いてゆく。盗難ゼロだ。これには腰を抜かした。わざわざ農業地帯の山東省からネギや里芋を注文する人も。問題商品は突っ返すことが簡単。日本だと大変。消費者庁も不親切だし?
昨日、4車線・車一台通過できるバイク路線(両側)・街路樹(両側)と歩道(両側)を歩いていて、三輪の貨物車を多く見つけた。むろん、電動車だから騒音排ガスがない。小さいからどこにも入り込める。
二輪・三輪の電動車の運送は、実に見事だ。
騒音排ガス激減の一級都市の道路事情である。

例外は道路の補修工事車両。ジーゼルエンジンだから騒音排気ガスはいまも。
ほかの都市はどうか。まだ、この目で確認できていない。


<世界の最高級車の見本市>

いつもハンドルを握っていて何かにぶつかっても、ぶつけられても仕方ないと覚悟している人間は、中古の普通車に乗っているが、近年は夜の運転はやめた。パソコンのせいだろう。
同世代の農婦に「自動運転の車に乗りたい」との夢を聞かされたが、はてな?
ドイツの中国好きも車から見ると、なるほどだと納得できる。またテスラのイーロンマスクの中国好きも。
経済交流が人々の感情さえも左右する。人種は関係ない。
この世に車好きがいるかどうか不明だが、北京の街角に立つと、目の前に世界の高級車が一堂に会しているようだ。テスラは窓が大きく社内の乗客むけだと判った。


<マンション内どこにも充電設備>

日本に電気自動車が普及しなかった理由は、日本の石油業界が経産省を掌握している、そのためであろう。
いま房総半島では、二酸化炭素を排出する東京湾岸の日本製鉄などの工場からかき集め、その排ガスを
房総半島を縦断して、自然豊かな太平洋岸の九十九里界隈に埋め込むという、とんでもない乱開発計画が進んでいる。住民の反対は根強く、特に袖ヶ浦市の反対運動は強力だ。太平洋岸の自治体も反対に立ち上がってきている。巨大地震に対応不能だ。原発もそうだが、経産省の悪徳官僚の暴走は、読売利権新聞と武器弾薬の「死の商人」だけの後押しではない。
北京の「電動車の充電設備」は、市内のいたるところに設置されている。マンション内にも。ガソリンスタンドの稼働はごく一部のようだ。


<1400万人の配送作業員は将来の宝>

それにしても若者の配達員は、1400万人という。すごい数だ。早朝から夜中まで働く若者。その中に女性もいる。忍耐・体力との闘いは、マンションエレベーター内で出くわす屈強な配達員を見れば、肩を叩き拍手を送りたくなる。
彼らの5年後を見てみたい。アメリカの薬物中毒患者の無残な姿ではない。
敗戦後の日本の若者の再建作業にもいえたが、人間という動物は体力と忍耐で、変革をつかめる。中国人のそれは他国民を上回っている。いずれ巨艦の主体になって、中国経済の牽引車になるだろう。環境の厳しさが生きる人間を強くする。


<5年後には世界一の経済大国夢ではない>

思い出すと、海の近くに生を受けながら、刺身を食べたのは束の間の名前だけの学生時代、家庭教師をしていた都内の幼稚園の家庭だった。
そもそも肉のコマ切れという言葉は中学生のころ知った。
中国人は肉を食べる。体力に恵まれる。相撲も肉食のモンゴル人に太刀打ちできない。もうNHKは正力・ナベツネ方式をやめてはどうか。勝負の世界では長生きはしない。
5年後にも第二の故郷に一人で来れるだろうか?試してみたい!年寄り優遇の人道的な旅客機が旗揚げすれば可能だろう。世界一となる経済大国のこの目で見て、課題を書いてみたい。


2026年10月16日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


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