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遅すぎた簗農相更迭…高市首相の“孤立と独善”で官邸の「危機管理能力」崩壊あらわ(日刊ゲ - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/15 (Thu) 15:16:45

遅すぎた簗農相更迭…高市首相の“孤立と独善”で官邸の「危機管理能力」崩壊あらわ(日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/394251





 ダサい”とディスった大臣の更迭に随分と時間をかけたものだ。

 選挙で自身を応援しなかった首長の自治体予算を「大幅にカットした」と言い放った簗和生農相(47)が14日、官邸で高市首相と面会し辞表を提出。15分程度の面会の後、報道陣に「国会審議、農林水産行政にこれ以上迷惑をかけるわけにいかない」などと、ボソボソと辞任理由を語った。

 その後、高市首相も報道陣に「大臣の職を辞したいとの申し出があった。受け入れることとした」と発言。事実上の更迭だが、いくらなんでも高市首相の決断は遅すぎだ。問題の発言が発覚してから2週間、高市首相は「とにかく働いて仕事で返せ」などとかばい続けた。

 その間、予算カット発言は炎上し続け、さらに、選挙期間中にシャトルバスで有権者を無償送迎していた公職選挙法違反疑惑も浮上。15日発売の週刊文春は、選挙運動に関わった事務員に報酬を支払った「運動員買収」疑惑まで報じている。

 続出する疑惑に対し、簗氏が一貫してふてぶてしい態度で曖昧な説明を繰り返した結果、問題は長期化。農水省内には、簗氏の国会答弁や報道対応をサポートする「お支えチーム」まで新設され、職員の仕事を激増させた。

 こんな状況になる前に、高市首相がサッサとクビを切っていれば、ここまで問題が大きくなることもなかったはずだ。この間の農政の停滞をどう取り戻すのか。任命責任を問われるのは当然である。

■当初は甘く見ていたフシ

「予算カット発言が出た当初、高市総理は問題なく乗り切れると思っていたフシがあります。国会でも答弁していましたが、予算カット発言は『自分を大きく見せようとした』だけで、実際に予算に影響は与えていないと、簗さんの主張をそのまま受け入れているようでした。それに『私の大事なやなちゃん』と公言してしまった手前、おいそれと切れず、そのうち、ほとぼりは冷めるだろうと甘く見ていたのでしょう。よく分かったのは、高市官邸は全く危機管理ができていないということです」(官邸事情通)

 高市官邸が機能不全に陥った根本原因は、高市首相本人が周囲とコミュニケーションを取ろうとしないことだとみられている。

 先週の3連休も公邸に引きこもり、SNSざんまい。もともと、人と会う機会も持とうとしない。周囲は、高市首相に助言するチャンスもないという。

「簗さんの秘書へのパワハラは永田町では有名な話。恨みを持った人物からの告発が出る可能性があることは、官邸にまで上がっていたはず。でも、総理は頑として聞かなかったようです。総理の独善で、官邸の危機管理体制が機能していない状態です。その上、彼女は人と会わず、仲間もいない。そんな総理が全議員に配布したアンケートだけを頼りに人事を行えば、問題閣僚が出てくるのは当然です。簗さんで終わるとは限りませんよ」(前出の官邸事情通)

 身から出た錆というわけだ。


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