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米兵による事件は沖縄が7割に迫る…基地集中の弊害くっきり 2025年の検挙件数 凶悪(東京 - 七転八起 Shichitenhakki

2026/10/10 (Sat) 14:12:41

米兵による事件は沖縄が7割に迫る…基地集中の弊害くっきり 2025年の検挙件数 凶悪事件は後絶たず:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/520781





 米軍関係者による刑法犯の検挙件数が沖縄県内で増加しており、2025年は全国の7割に迫ることが警察庁のまとめで分かった。沖縄に在日米軍専用施設の約7割が集中する弊害が浮き彫りになった。那覇市で女性が殺害され、在沖縄米兵が強盗殺人容疑で逮捕された事件は、10日で発生から1週間。米側は外出制限を強化したものの、事件前から課されている深夜の飲酒規制などが徹底されているとは言い難い。解決には沖縄の基地そのものの削減が欠かせないが、日本政府の取り組みは鈍い。(川田篤志、北川成史)

◆米軍関係者の検挙は沖縄県内で101件

 警察庁や沖縄県警によると、米軍人や軍属ら米軍関係者の刑法犯の検挙件数は2025年、沖縄県内で101件に上り、全国の67%を占めた。県内ではイラク戦争があった2003年をピークに減少傾向にあったが、2019年以降は再び増加。全国に占める割合も3~5割で推移していたが、2023年以降は6割を超えている。

 米軍は今回の事件を受け、沖縄に駐留する全ての米軍人に対し、2日間の業務停止を命じた。さらに9日から30日間、午前0~5時の外出を禁じた。

 こうした措置にもかかわらず、地元からは「再発防止の実効性を高めてほしい」(古謝玄太知事)と切実な声が上がる。これまでも外出制限などの対策が取られてきたが、凶悪事件は後を絶たないためだ。

◆米軍が規制強化を打ち出しても事件は起きている

 2012年10月、県内の住宅街で米海軍兵2人が20代女性に性的暴行を加えた事件を機に、在日米軍は外出・行動指針「リバティー制度」を導入。深夜の外出禁止令(午後11時~午前5時)を発令し、違反者は処罰するとした。しかし発令中の翌11月、飲酒した米兵が民家に侵入し、中学生を殴る事件が起きた。

 制度に基づく外出制限はその後、緩和と強化を繰り返してきた。2024年に米兵による性的暴行事件が相次いだのを受け、同年10月からは、午前1~5時の基地外での飲酒や酒類提供店への入店を禁止。憲兵らによる歓楽街のパトロールも強化された。

 それでも2025年には、強盗や性暴力などの凶悪犯罪が6件発生。深夜から未明に酒気帯び運転で米兵が逮捕される事件も続いており、飲酒規制などのルールが形骸化しているとの疑念は拭えない。

 基地問題に詳しい沖縄国際大の前泊博盛教授は、本紙の取材に「米国任せでは限界がある。日本政府が実効性のある対処策を示し、要求するべきだ」と指摘。「米軍基地の容認は、こうした事件の容認につながる」として、抜本的な基地負担軽減を訴える。


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