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「も~ムリ!“サナ活”やめる」 若年層の高市首相への期待が失望に変わった心理とは(アエ - 七転八起 Shichitenhakki

2026/09/10 (Thu) 11:46:56

「も~ムリ!“サナ活”やめる」 若年層の高市首相への期待が失望に変わった心理とは:AERA DIGITAL(アエラデジタル)
https://dot.asahi.com/articles/-/292133?page=1





 高市政権の発足時の熱狂は、もう冷めつつある。旋風を起こしたれいわ新選組は山本太郎氏が政界を引退し、党名も消えた。一方で、また****が立ち上がる。政治への支持のサイクルは、なぜこれほど短くなったのか。AERA 2026年9月14日号より。


*  *  *


 有権者は何に期待し、何に失望したのか。

「高市 も~ムリ!」

 8月19日夜、東京・永田町の国会前。市民団体などが主催した集会に、都内に住む会社員の女性(45)は、そう書いたプラカードを持って参加した。

「高市さんを政治家として信用できなくなりました」

 以前は、初の女性首相として「何か変えてくれる」と期待していた。中でも、物価高に対応し、暮らしを良くしてくれると考えていた。

 だが、今年2月の衆院選で自民党が圧勝すると、生活対策は後回しになり、暮らしは一向によくならない。それどころか、安全保障や防衛にばかり力を入れ、戦争への道を進んでいるとしか思えない。いても立ってもいられなくなり、仕事帰りに駆けつけた。

 有権者の「高市離れ」が止まらない。

 朝日新聞社が2025年10月25、26日に実施した全国世論調査(電話)では、発足直後の高市内閣の支持率は68%だった。26年4月の調査でも64%を維持していたが、同年7月の調査では、前月の60%から53%に下落。発足以来初めて50%台に。8月も53%で横ばいだった。

 AERAが8月下旬にウェブ上で実施したアンケート(有効回答154人)で、「『高市内閣』を支持したことはありますか(総裁選での支持も含みます)」と尋ねたところ、14人(9%)が「かつて支持していたが、いまは離れた/距離を置いている」と答えた。

■「生活に刺さらない」

 背景として考えられるのが、暮らしや政策への評価だ。

 かつて高市内閣を支持していた人に「支持をやめた(離れた)主な理由」を問うと(複数回答)、「政策の中身に期待が持てなくなった」の32%が最多。以下、「物価・生活への実感が伴わなかった」(29%)、「首相個人への信頼が下がった」「国会運営・説明不足が気になった」(いずれも19%)と続いた。

 もともと高市内閣は、若年層の支持の高さが際立っていた。

 愛用するバッグを買い求めたり、ゆかりの場所を訪れたりして高市首相を推す「サナ活」が若者を中心に盛り上がった。25年10月調査では、30代の支持率は86%、18~29歳は75%だった。26年7月にはそれぞれ50%、66%まで下落した。8月は55%、71%と前月から各5ポイント上昇したものの、発足当初を下回る。特に30代の落ち込みが大きい。

 なぜ若者の支持率が下落したのか。

 都内の私立大学に通う女子大生(20)は、女性で親近感のある高市首相に、何かやってくれるのではないかという期待を持っていた。だが、ふたを開けたらそうではなかった。

「私たちの生活にあまり刺さってきません。来年4月から食料品の消費税を1%にすると言っても、2年経ったらまた8%に戻すなんて、後々のことを考えたら、あんまりよくないことの方が多いです」

 都内のメーカーで働く男性(38)も、失望感をあらわにこう話す。

「女性でしっかりと信念を持ってやっている政治家で、最高だなと思っていました。トランプ大統領ともうまくやっていたし。でも結局、自民党の長老たちの顔色をうかがっているんじゃないですか。自分がどうしたいのか、ビジョンが見えない。公約に掲げた消費税へのコミットも遅いし、生活の基盤を後回しにしていることにがっかりです」

(編集部・野村昌二、上田耕司)


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